Windows Admin Centerとは?できること・特徴を解説
ITツール紹介
2024.02.16
こんにちは、顧客サービス部の中木村です。
今回は、Windowsサーバーの一元管理において強力なツールである「Windows Admin Center」をご紹介したいと思います。
このツールは、複数のWindowsサーバーの管理をシンプルで効果的に行うための優れた機能を提供しています。
目次
Windows Admin Centerとは?
Windows Admin Centerは、ウェブベースのツールで、ウェブコンソールを通じてWindowsサーバーを管理するための一元的なプラットフォームです。
これにより、複数のサーバーをシームレスに管理でき、一つの端末から簡単にアクセスできます。
また、Windows Server以外のOS、Windows 10や11のPCでも管理可能となっています。
主な特徴
機能は多岐に分かれており、それら全てをWindows Admin Center上で操作することができます。
どんな操作が可能なのか紹介していきます。
簡単な監視対象追加
監視をしたいWindows ServerやWindows PCがあれば追加することで、ワンクリックでアクセスすることが可能です。
PC名やIPアドレスを指定するのみで追加が可能です。またリスト等もあれば一括でインポートも可能になっています。
監視対象の概要ページ
OS情報、機器情報やリアルタイムのCPU・メモリ・イーサネット使用率が確認できます。
障害発生時や定期チェックにこのページを参照するだけで簡単にすべて情報が確認できるので、おすすめです。
リモートデスクトップ
WEBからリモート操作が可能になっています。
直接サーバーの状態を確認したい場合に便利です。
サービス
Windowsのサービス状況を確認できます。
特定のサービス状況を確認したい場合や再起動を行いたい場合に使用できます。
PowerShell
遠隔でPowerShellも実行可能です。
PowerShellを使用した調査や作業も可能になっています。
イベント
イベントログも確認が可能です。
エクスポート機能もあり、エラーが発生した際の調査にも重宝すると思います。
仮想マシンの管理
Hyper-Vを使用している場合、仮想マシンのリソース確認や遠隔操作も可能です。
最後に
ほとんどの遠隔操作可能なWindows Admin Centerでしたが、いかがでしたでしょうか?
Windows系のOSを管理するのであれば必須なツールだと思います。
環境が整っている場合、導入は非常に簡単なので、ぜひ一度試してみてください!