【iSTAFF事例】ノートパソコン(PC)をテレワーク用に設定した事例
事例紹介
2023.06.12
こんにちは!アイクラフト株式会社です。
近年、新型コロナウイルスの影響もあり、働き方の多様化が進んでいます。
特にテレワークはその中でも注目を集めており、企業からも個人からもその導入要望が増えています。
そこで今回は「ノートPC1台をテレワーク用に使用できる状態にしてほしい」というご要望にお応えした際のiSTAFFの事例を紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
もし同じような悩みを抱えている場合は、以下のお問い合わせからご連絡ください。
目次
ノートPCをテレワーク用に設定するために行った対応
ノートPCをテレワーク用にするために行った具体的な対応を解説します。
PCをテレワーク用にするために、前提としてVPN接続可能な環境が必要です。
他には特に必要な物はないので、インターネット接続と、VPNサービスへのアクセスが確認できたら、使用しているVPNルータの種類と設定を確認します。
今回、ご依頼頂いた企業様は、日頃からiSTAFFを利用してくださっており、RTX1210というルータを使用していることを把握しておりますので、作業がスムーズです。
ルータが確認できたら、共有フォルダにアクセスできるか有線LANを接続し確認します。
現場ではここまで特に問題なく、その後はVPNの設定を行い、接続を確認しあらためて共有フォルダにアクセスできるかを確認しました。
今回、ご依頼があった企業様では、L2TP/IPsecを使用したリモートアクセスを行っています。
詳細は以下の記事をご覧ください。
ここまでの対応で無事、ノートPCをテレワーク用に使用できる状態にすることができました。
ノートPCをテレワーク用に設定する際に注意すること
ノートPCをテレワーク用に使用できるように設定する際、注意しておくことがあります。
今回のケースでは、VPNルータでVPN設定を行っており、操作自体はWEB管理画面からGUIで簡単に行うことができます。
しかし、正しく理解していない人が操作すると思わぬネットワーク障害を引き起こす可能性があります。
そのためネットワーク管理者、情報システム管理者以外にWEB管理画面およびアカウント、操作方法を案内することは避けるべきでしょう。
そのため、社内で設定などできる人がいない場合、専門知識が豊富な会社に依頼するのが最も安全です。
テレワークにおいて注意すること
テレワークの導入は、働き方改革や新型コロナウイルスの影響などから急速に進んでいますが、それに伴う課題も見えてきています。
その一つが「情報セキュリティの確保」です。
ノートPCが個々の自宅環境や公共のWi-Fiスポットで利用される場合、会社内のネットワークとは異なるセキュリティリスクが存在します。
また、先ほど説明した通り、VPN接続の設定や管理には、専門知識が必要であり、それを個々の従業員に求めることは現実的ではありません。
さらに、自宅でも使用するケースを想定すると、自宅のWi-Fi環境におけるWPA2/WPA3暗号化の有効化やデフォルトパスワードの変更など、セキュリティ対策の確認も必須です。
テレワークが可能になり、どこでも作業ができるようになり便利な反面、注意することもありますので、それぞれ確認が必要です。
まとめ
テレワークの導入は、現代の働き方において必要不可欠なものとなっています。
その一方で、情報セキュリティの確保という課題も存在します。
ノートPCをテレワーク用に利用するためには、VPN接続の設定やネットワーク環境のセキュリティ確保など、専門的な知識と技術が求められます。
そのため、エンジニアや情報システム管理者など専門家のサポートが必要となる場面が多々あります。
これらのポイントを押さえ、テレワークの効果を最大限に引き出しましょう。
もし、ノートPCの設定やテレワークでお困りの場合は、アイクラフトまでお問い合わせください。