既存システムを作り替えて作業量とコストの削減を実現！

ソフトウェア開発

2022.04.15

こんにちは。広報担当の中村です。
今回は、東京の国際事業部が行ったレポート自動生成システムの作り替え事例をご紹介したいと思います。

20年前に導入したシステムの作り替えが必要となったがコストは抑えたい

20年前、A4で50ページ以上ある学生向けの進路適正診断webテストのレポートを印刷するために、レポート自動生成システムを導入された印刷会社様。
システムを導入した20年前は、パソコン、プリンタ、ネットワークなど様々なデバイスの速度が遅く、高速化のためにかなりの工夫が必要でした。（例：一度使った画像はプリンタに登録しておき、次回はそこから呼び出して高速化をはかるなど）当時では高額なサーバシステムで、開発費用も膨大だったそうです。

しかし、サーバの老朽化、コントロールするPCがWindowsXPのみといった課題があり、システムの作り替えが必要に。20年近く運用していて、まだライフサイクルのあるサービスですが、今後大きく増えることはないためコストを抑えての作り替えを望んでおられました。

旧システムの高額な保守費用もネックになっており、開発費用だけでなく、ランニング費用の削減も実現したいとご相談を受け、アイクラフトがシステムの作り替えを行うことになりました。

実施内容

まずは旧システムの仕組みを調べ、WindowsのデスクトップPCのみで再現できるかの調査から。
その結果、現在の環境下ではデスクトップPCからPDFを生成してプリンタに送るだけで十分なパフォーマンスが得られることがわかりました。
そこで、WindowsのデスクトップPCで動作するアイクラフト製ツールを提供し、システムの作り替えを行いました。
このツールはAdobeのInDesignと連携しており、専用レイアウトソフトを独自開発するより格段にコストを抑えられます。