話題のクラウド化とは?利用するメリットやおすすめのサービスを紹介
お役立ち情報
2022.09.30
システムやサーバーをクラウド化することが、リモートワークへの移行で社内の情シス業務を効率化し、トラブル発生のリスクを最小限におさえる方法として注目されています。
本記事ではクラウド化とはそもそも何なのか、クラウド化が注目されている背景からメリット・デメリット、おすすめの理由を解説します。
システムやサーバーのクラウド化について興味を持っていて、実際にどのようなメリットやデメリットがあるのかを知った上で導入を検討したい方は参考にしてください。
目次
クラウドとは?
そもそもクラウド化とは、自社でシステム・サーバーを運用・保守するのではなく、外部企業が運用・提供するシステム・サーバーをインターネットを通じて利用することです。
外部企業が運営・提供しているシステムを利用するので、自社でプロバイダと契約する必要もなく、外部企業にサーバー管理・保守の業務を一任できます。
クラウドには3つの種類があり、自社が必要とする機能やシステムに対して、月額利用料金を支払って利用する形式です。
クラウド化には、主に以下の3種類があります。
- SaaS:ソフトウェアをユーザーに提供するシステム
- PaaS:ソフトウェアを構築するプラットフォームを提供する
- IaaS:社内サーバーとネットワークの基盤となるインフラシステム
SaaSはソフトウェアを提供するシステムで、必要なソフトウェアの機能に月額制の利用料金を支払って利用するクラウドサービスです。
PaaSは社内システムの開発に役立つプラットフォームを、インターネット上で提供するクラウドサービスだといえます。
laaSはサーバーやネットワークなどのインフラシステムを提供するクラウドです。
クラウド化のニーズが高まっている3つの背景
クラウド化が注目を集めている理由には、以下のようなものがあります。
- リモートワークの働き方に対応
- 必要な機能をすぐに利用できる
- 災害や事故が起きても安心
社内システムやサーバーのクラウド化ニーズが高まっている背景には、働き方の変化や旧来のシステムから新しいシステムへの移行が挙げられます。
リモートワークの働き方に対応している
システムやサーバーのクラウド化が注目されている理由は、インターネットをつないでいれば、どのデバイスからでもシステムにアクセスできる点です。
従来のパッケージ購入型のソフトウェアやシステムの場合、ライセンス認証されたデバイスからしかアクセスできないのが一般的でした。
しかし、クラウド化されたシステムを活用すれば、遠隔地のデバイスからでもシステムにアクセスして業務を行えるのが特徴です。
オフィスワークからリモートワークへ移行する企業が増えつつある中、どこでもシステムを活用できる汎用性の高さが、クラウド化が注目を集めている理由の一つだといえます。
必要な機能をすぐに利用開始できる
クラウド化が注目されている理由は、自社が必要とする機能のシステムを、契約してすぐに業務で利用開始できる点です。
システムやサーバーを自社運用・管理する場合は、新しい機能を取り入れようとする度にシステムのアップデートやシステム開発をする必要があります。
しかし、クラウド化で外部企業のサービスを活用することで、自社が社内システムに求めている機能をすぐに使えます。
そのため、社内システムのアップデートをできるだけ速く行って、業務改善できるということで注目を集めているのです。
企業で災害や事故が起きても安心
システムやサーバーをクラウド化することで、自社のサーバーが故障しても、システムが使えなくなってしまったり、大規模なメンテナンスを行ったりする必要はありません。
火災や地震、台風による災害で自社が被害を受けたとしても、システムやサーバーを外部企業が管理していればシステム自体が被害をこうむることはないのです。
このように、システムやサーバーがダメージをこうむるリスクは少なくなるので、クラウド化を推進しようという企業が増えつつあります。
企業がシステムのクラウド化を推進する3つのメリット
企業でシステムやサーバーのクラウド化をすると、以下の3点のメリットがあります。
- システムやサーバーの運用・保守コストを削減できる
- 時間や場所に縛られない柔軟性の高さ
- セキュリティ対策が万全
運用管理の手間・コスト削減につながる
システムやサーバーを自社管理ではなく、他社のクラウドシステムに移行することで、システムやサーバーの運用・保守コストを大幅に削減できます。
システムのクラウド化とは、他社にシステム・サーバー運用・保守を任せて、必要な機能にだけ利用料金を支払って特定の機能を利用することを意味します。
システム・サーバーの運用・保守業務を一任できるので、時間的・経済的なコストを大幅に削減することが可能です。
社内システムや自社管理のサーバー運用・保守業務に時間と労力を多く費やしている企業は、クラウド化によって時間的・経済的なコストを大幅に削減できるのがメリットです。
時間や場所に縛られない柔軟性の高さ
システムをクラウド化することで、システムの使用ライセンスを持っている社員は、いつでもどこでもシステムにアクセスして、業務に活用できる点がメリットだといえます。
インターネット経由でいつでもどこでも利用できるので、リモートワークやハイブリッドワークを積極的に取り入れている企業では、クラウド化して柔軟性の高いクラウドシステムを社内業務に導入するメリットは非常に大きいです。
セキュリティ対策が万全
社内システムのクラウド化を阻害する要因として「セキュリティの不安」を挙げる情シス部門の担当者の方は多いです。
しかし、実際には、クラウドシステムは問題がある度にシステムをアップデートして、セキュリティ上の問題点などを改善できるのが特徴です。
自社管理のシステムやサーバーだと、情シス業務にリソースを割ける企業でないと、セキュリティ対策を万全にするのは難しいでしょう。
企業や個人の導入実績が多いクラウドシステムを社内業務に取り入れることで、手軽にセキュリティ対策をとれるのがクラウド化のメリットです。
企業がシステムのクラウド化を推進する際のデメリット・注意点
システムやサーバーをクラウド化する際には、以下のようなデメリットもあります。
- 既存の社内システムと相性が悪い可能性がある
- システム利用のコストが負担になることも
既存の社内システムと相性が悪い可能性がある
社内システムをクラウドシステムに移行する際に、システム同士の互換性がなく、登録データの引き継ぎやシステムの継続利用が難しい場合もあります。
クラウドシステムによって既存システムとの相性の良し悪しがあるので、社内で使用しているシステムとの連携しやすいクラウドシステムを導入するのがおすすめです。
システム利用のコストが負担になることも
システムやサーバーのクラウド化は、必要な機能に対する利用料金をその都度支払って、システムの機能を利用していくことを意味します。
そのため、自社が使用する機能やシステム利用者が多いと、利用料金も増加してコストを負担に感じてしまうこともあるのです。
利用するクラウドシステムを検討する際は、自社が必要とする機能とその利用料金が予算を大幅にオーバーしないかどうか確認しましょう。
クラウド化の問題解決にiSTAFFをおすすめする2つの理由
システムやサーバーのクラウド化にお困りの方は、IT関連の総合サポートサービス「iSTAFF」の利用がおすすめです。
- オンサイトのサポート体制
- IT全般のトラブルに対処してくれる
IT関連の総合サポートサービスであるiSTAFFを利用して、クラウド化におけるトラブルを事前に回避していきましょう。
オンサイトのサポート体制
iSTAFFのサービスの特徴は、IT関連のトラブルやお悩みがある際に、電話一本で駆けつける「オンサイトサポート体制」が魅力です。
何らかの問題があって社内で解決するのが難しかったり、問題を解決するだけの人的リソースを割けない場合に、電話一本でトラブル対応可能です。
社内システムやサーバーのクラウド化に伴う、予期せぬシステムトラブルやシステムの使い方に不明点を抱えている方には、iSTAFFのサポートサービスが心強いと評判です。
IT全般のトラブルに対処してくれる
iSTAFFはIT全般のトラブルに対応するサポートサービスです。
IT関連のトラブルに素早く・適切に対応しますので、お客様の満足度が高い点が特徴だといえます。
実際に、お客様のサービス継続率が90%を超えている信頼性の高いサービスなので、IT関連の総合サポートを依頼するのにおすすめです。
社内システムのクラウド化を成功させるならiSTAFFがおすすめ
この記事では、「クラウド化とは何か」という定義から、クラウド化が注目されている背景、メリット・デメリットを解説しました。
クラウド化は社内システムやサーバーの安全性や利便性の向上、システム運用・保守にかかるコストの削減という面で多くの企業に注目されています。
企業のシステムをクラウド化する際のトラブルを避けるなら、iSTAFFにIT関連の総合サポートを依頼するのも有効な手段の内の一つです。
自社のシステムやサーバーをクラウド化するべきかどうかを、実際のメリットやデメリットを考慮しながら判断してみましょう。
アイクラフトでは無料でご相談承っております。
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