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【iSTAFF事例】ブラウザが重くてパソコンの動作が遅い事象を解決!原因特定の手順を紹介!

iSTAFF

2023.06.19

こんにちは。

アイクラフト株式会社の岡田です。

今回は「ブラウザが突然重くなった」という事象をiSTAFFのサービスを利用頂き、解消した事例を紹介します。

ブラウザが重い場合の原因特定までの流れと、実際にどう解決したのかを紹介していきます。

ブラウザの動作が重くて悩んでいる方や、iSTAFFのサービスを検討している方に読んで頂けると嬉しいです!

「iSTAFF」は情シス業務などのITアウトソーシングサービスです。

ITに関して不具合やお困りごとに対し、専門の技術者が実際に現場に駆けつけ、事象を解決するサービスを行っています。

もしIT周辺の悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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現場に訪問して現状を確認

抱えている原因の特定

「突然ブラウザが重くなった」とご依頼を受け、早速訪問させてもらい、状況を確認しました。

すると、ブラウザだけではなく、パソコン自体動作が重く、各ソフトが開かない状態でした。

ほとんど動作しないので、これでは仕事にならない状態です。

ブラウザが重いと感じる際に、確認すべき項目を順番にチェックしていき、原因を特定する必要がありそうです。

次章から、原因特定と、パソコン自体の動作の重さを解消した事例をあわせて紹介します。

ブラウザが重いときの原因の特定

ブラウザが重いときの原因の特定

まずは、ブラウザの動作を改善するために、まずは以下の原因となりうる項目を確認します。

  1. タブやウインドウの開きすぎ
  2. キャッシュが溜まっている
  3. 拡張機能(アドオン)が多数入っている
  4. ブラウザのバージョンが古い
  5. セキュリティソフトの確認

それぞれ解説します。

原因1:タブやウインドウの開きすぎ

ブラウザのタブやウインドウをたくさん開いていると、ブラウザが重くなる可能性があります。

仕事をしていると思わず新しいタブを開いたり登録したりしてしまいます。

開いているタブなどを閉じると解消することが想定されますが、今回の企業様の場合は、問題ありませんでした。

原因2:キャッシュが溜まっている

キャッシュがブラウザに溜まっていると、動作が重くなる可能性があります。

キャッシュを削除するとブラウザの動作が改善するため、小まめに確認するようにしましょう。

原因3:拡張機能(アドオン)が多数入っている

ブラウザには拡張機能が備わっており、設定すると英文の翻訳や広告のブロック機能など普段のPC利用が便利になります。

ただ、拡張機能をいれすぎるとブラウザの動作に悪影響を与えるため、不要なものは削除する、もしくはオフにする必要があります。

こちらも小まめにチェックするとよいでしょう。

原因4:ブラウザのバージョンが古い

ブラウザのバージョンが古いと動作が重くなる可能性があります。

バージョンは不定期に更新され、アップデートしないと重くなったり、不具合が発生したりする原因になりかねません。

今回の企業様でバージョンを確認しましたが、問題はありませんでした。

原因5:セキュリティソフトの確認

上述したブラウザの設定を変更しても動作が改善しない際は、ブラウザ以外の場所に原因があります。

原因の1つとして考えられるのがセキュリティソフトです。

セキュリティソフトはセキュリティ対策として重要ですが、PCのメモリを圧迫する可能性もあるため注意が必要です。

以上の5つを確認することで、ブラウザの負担を軽減することができます。

次章では、今回アイクラフトで実際に対応した事例と共に、パソコンの動作自体を改善する方法を紹介します。

アイクラフトで実施したパソコンの動作改善の事例

アイクラフトで実施したパソコンの動作改善の事例

今回の事例では、そもそもパソコンの動作自体が重かったので、パソコンが何に対してリソースを割いているのか確認しました。

タスクマネージャーを起動し、各作業リソースをチェックします。

タスクマネージャーの画面

※実際の企業様のタスクマネージャーではありません。

すると、「Trend micro anti-malware solution platform」というプロセスが、CPUやディスクを使用率100%にしていることが判明しました。

解決までに行ったこと

ここから解決するために実施した手順について解説します。

まず、再起動を行い、先ほどの「Trend micro anti-malware solution platform」というプロセスが暴走する前に、アンインストールを実施します。

今回のケースでは、windows update直後だったので、本アップデートが原因の可能性もあるため、システム復元も行いました。

ここでパソコンの動作不良は一旦解決しました。

が、後日同様の事象が再発してしまいましたので、前回と同様の対応を再度実施し、合わせて、通知のクリア、truecolorALS.exeやigfxext.exeが動作しているかの確認、最新版のインストールも行いました。

再起動後も問題がなかったため、これで解決かと思われましたが、また後日再発してしまいました。

3回目の対応では、事前にメーカーにヒアリングした際に修正プログラムをインストールするように聞いていたので、こちらを実施しました。

上記で完全に改善となりました。

まとめ

今回の記事では、ブラウザが突然重くなった場合やパソコンの動作自体が重い場合の事象に対して、弊社がどのように対応し解決したかを事例として紹介しました。

原因の特定から解決策の実行までを迅速に行うことで、お客様のビジネスに与える影響を最小限に抑えることができました。

今回のケースのように、ちょっとしたきっかけや予期せぬエラーで発生するIT系の事象は、業務に大きな支障をきたします。

継続的なシステムの監視と、障害が発生した際に迅速に解決できるよう、準備しておくことが大切ですね。

今回ご利用頂いたiSTAFFのサービスは東京、大阪、兵庫を中心にアイクラフト株式会社が提供しているITのフィールドサービスです。

ITで困ったことがあれば、迅速に駆け付けて解決していきますので、もしお悩みがあればお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

iSTAFFのサービス概要についてはこちらをご確認ください。

最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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