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【iSTAFF事例】急にメールの送受信ができなくなった事象を解決!神戸エリアのITサポート

iSTAFF

2023.04.27

こんにちは。

アイクラフト株式会社の須藤です。

今回は「突然メールの送受信ができなくなった」事象をiSTAFFのサービスで解消してきましたので紹介します。

ご依頼があった企業様は、Outlookでメールを使用しており、今回は個人メールの送受信ができないという状態でした。

本記事では、原因特定までの流れと、実際にどう解決したのかを紹介していきます。

メールの送受信で悩んでいる方や、iSTAFFのサービスを検討している方に読んで頂けると嬉しいです!

「iSTAFF」は情シス業務などのITアウトソーシングサービスです。

ITに関して不具合やお困りごとがあれば、専門の技術者が実際に現場に駆けつけ、事象を解決するサービスです。

もしIT周辺の悩みがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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抱えている課題と目的

抱えている課題と目的

Outlookは、世界中の企業や個人が利用するメールソフトの1つです。

しかし、時々予期せぬ問題が発生し、メールの送受信ができなくなることがあります。

今回の事象はOutlookで個人のメールアドレスのみ送受信ができなくなった状態です。

同じドメインの別のメールアドレスでは送受信できているようでしたので、考えられる原因を特定していきます。

Outlookでメールが受信できないエラーは以下の記事で細かく解説しています。

【関連記事】Outlookでメールが受信できないときの原因と解決する5つのポイント

メール送受信のエラーに対する原因の特定

メール送受信のエラーに対する原因の特定

事象の解決を目指すため、まずは以下のように、一般的な原因を検討しました。

原因1:サーバー設定の確認
原因2:アカウントの認証情報
原因3:メールボックスの容量制限
原因4:メールフィルターやルールの問題
原因5:送受信エラーの確認

それぞれ、対応と共に解説します。

原因1:サーバー設定の確認

サーバーの設定が変更されており、特定のドメインからのメールの送受信を制限している可能性が考えられます。

設定を調整するとエラーが解消する事が想定されますが、今回の企業様の場合は、設定は問題ありませんでした。

原因2:アカウントの認証情報

Outlookで使用している個人のメールアドレス認証情報が無効になっていたり、情報が誤っている可能性が考えられます。

アカウント設定を確認し、もし誤りなどが見つかれば更新を行います。

こちらも特に問題はありませんでした。

原因3:メールボックスの容量制限

個人メールアドレスのメールボックスが容量いっぱいになっており、受信できなくなっている可能性もあります。

容量を確認し、もしいっぱいになっている場合は、不要なメールを削除することで解消されます。

こちらも特に問題ありませんでした。

原因4:メールフィルターやルールの問題

Outlookで設定されたメールフィルターによって、個人メールアドレスからのメールが意図せず送受信できなくなっている可能性が想定されます。

メールフィルターとルールの設定を確認し、必要であれば修正を行います。

こちらも確認しましたが、特に問題はありませんでした。

原因5:送受信エラーの確認

上記の1〜4までの原因特定を修正し、それでも解消されない場合、もう一度メールの送受信を行ってエラーメッセージが表示されているか確認します。

エラーメッセージ自体に指示が記載されている場合はその指示に従いましょう。

調査の結果、今回のケースはOutlookがOneDrive上の個人のアドレス用のpstファイルにアクセスできなくなっていることが原因であることが判明しました。

次の章から、実際に解決までに行った具体的な手順を紹介します。

問題の解決方法と手順

問題の解決方法と手順

以下の流れで問題を解決していきます。

対応方法1:データファイルの移動
対応方法2:データファイル格納先の変更

それぞれ解説していきます。

対応方法1:データファイルの移動

Outlookでは、メールやその他の情報が「.pst」という形式のデータファイルに保存されています。

このデータファイルは通常、コンピュータのローカルドライブに格納されていますが、今回のケースではOneDrive上に保存されていたようです。

何らかの理由でOutlookがOneDrive上の個人アドレス用のpstファイルにアクセスできなくなったのが今回のエラーの原因のようです。

個人アドレス用のpstファイルをOneDriveからローカルのOutlookファイル格納先に移動していきます。

これにより、Outlookが正常にデータファイルにアクセスできるようになります。

対応方法2:データファイル格納先の変更

続いて、Outlookの設定で、個人アドレス用のデータファイル格納先を変更します。

移動したローカルのOutlookファイル格納先を指定することで、Outlookが正しい場所からデータファイルを読み込めるようになりますので、送受信のエラーが解消できるようになります。

ここまでの対応で、問題なく個人アドレスでもメールの送受信ができるようになりました!

【iSTAFF事例】急にメールの送受信ができなくなった事象を解決!神戸エリアのITサポート:まとめ

今回の記事では、突然Outlookで個人のメールが送受信できなくなった事象に対して、弊社がどのように対応し解決したかを事例として紹介しました。

原因の特定から解決策の実行までを迅速に行うことで、お客様のビジネスに与える影響を最小限に抑えることができました。

今回のケースのように、ちょっとしたきっかけや予期せぬエラーで発生するIT系の事象は、業務に大きな支障をきたします。

継続的なシステムの監視と、障害が発生した際に迅速に解決できるよう、準備しておくことが大切ですね。

今回ご利用頂いたiSTAFFのサービスは東京、大阪、兵庫を中心にアイクラフト株式会社が提供しているITのフィールドサービスです。

ITで困ったことがあれば、迅速に駆け付けて解決していきますので、もしお悩みがあればお気軽にお問い合わせください。

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最後までお付き合い頂きありがとうございました。

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