ブログ

【使い方解説】BitLookerで大切なデータを保護しよう

サービス紹介

2024.05.14

こんにちは。iSTAFFです。

本日は、データセキュリティの重要な役割を果たすツール、「BitLocker」についてご紹介させていただきます。

 

BitLockerとは

BitLockerとは、Windows10 Pro以上のパソコンに標準で搭載されているデータ暗号化機能です。

機密データや個人情報を保護し、不正なアクセスから守るためにデータを暗号化します。

 

導入のメリット

まず、BitLockerを利用するメリットをご紹介します。

         

  • データの暗号化
    ディスクやフォルダを暗号化することで、データの漏洩や不正アクセスを防止します。
    これにより、機密情報や個人情報を保護することができます。
  •      

  • 紛失時の保護
    デバイスの紛失や盗難などの不測の事態が発生した場合でも、暗号化されたデータは保護されます。
    これにより、重要な情報が外部に漏洩するリスクを軽減します。
  •      

  • 簡単な利用方法
    BitLockerはWindowsの標準機能として提供されておりコストがかからず、利用が容易です。
    特別なソフトウェアのインストールや設定の手間をかけることなく、すぐに利用を開始することができます。
  •      

  • USBメモリなどの外部記憶装置までも暗号化
    内蔵ストレージだけでなく、外部記憶装置を暗号化することができます。
    データのセキュリティをさらに強化し、情報漏洩や不正アクセスを防ぐことができます。

 

BitLockerを有効化する方法

導入方法は、Windowsのバージョンによって異なりますが、一般的な手順は以下の通りです。
ここでは例として、Cドライブの暗号化を有効にする方法を紹介します。

  1. タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して、コントロールパネルを開きます。
  2.  

  3. システムとセキュリティ」を左クリックして、システムとセキュリティのページを開きます。
  4.  

  5. BitLockerのドライブ暗号化」を左クリックする。
  6.  

  7. BitLockerを有効にする」を左クリックします。
  8.  

  9. 回復キーのバックアップ方法を指定します。
    いざという時のために参照可能な方法を選択するとよいでしょう。
  10.  

  11. 保管が完了したら、「次へ」をクリックします。
  12.  

  13. ドライブを暗号化する範囲を選択します。
  14.  

  15. 使用する暗号化モードを選択します。
    今回は、Cドライブなので、「新しい暗号化モード」を選択します。
    USB等は、「互換モード」を選択します。
  16.  

  17. BitLocker システムチェックを実行する」にチェックを付けます。
  18.  

  19. 今すぐ再起動する」をクリックして、再起動します。
  20.  

  21. 以上で、BitLockerが有効になりました。
  22.  

 

BitLockerを無効化する方法

上記で設定したCドライブの暗号化を無効にする方法を紹介します。

  1. タスクバーの検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して、コントロールパネルを開きます。
  2.  

  3. システムとセキュリティ」を左クリックして、システムとセキュリティのページを開きます。
  4.  

  5. BitLockerのドライブ暗号化」を左クリックする。
  6.  

  7. BitLockerを無効にする」を左クリックします。
  8.  

  9. BitLockerを無効にする」を左クリックします。
  10.  

  11. 暗号化の解除が完了するまで待ちます。
  12.  

  13. 画面右下のを左クリックすると隠れているインジケーターが表示します。
    BitLockerのアイコンをクリックします。
    これで、暗号化の解除の進行状況が確認できます。
  14.  

  15. 以上で、暗号化が解除され、BitLockerが無効になりました。
  16.  

     

 

注意点

         

  • BitLocker ドライブ暗号化を有効にするたびに、回復キーが変更される
    BitLocker ドライブ暗号化を有効にした後に無効にし、再度有効にすると、以前の回復キーは使用できません。
    再度回復キーを取得する必要があります。
  •      

  • パスワードや回復キーの管理
    回復キーは安全な場所に保存し、紛失や忘れた場合に備えて定期的に確認しておくことが重要です。
    デバイスがロックされ回復キーが必要になった際、このキーがデバイス内に保存されていては意味がありません。
    また、セキュリティ上のリスクを考慮して、他のパスワードや機密情報とは別の場所に保存することがよいでしょう。

 

最後に

本日は、「BitLocker」についてご紹介いたしました。
BitLockerなどを活用し、セキュリティを強化して情報漏洩を防いでいきたいですね。

私たちiSTAFFは、お客様のIT関連の問題に対して迅速かつ丁寧に対応いたします。
社内のセキュリティを強化したいなど、幅広い運用管理に対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

ご相談はこちら

 

 

ITのお悩みはiSTAFFにお任せください
iSTAFF業務風景

弊社が誇るITサポートのスペシャリストが、お客様のシステム担当者としてパソコンやサーバなどのIT機器を保守するサービス。

  • お電話1本でお客様先にすぐに駆けつけるオンサイト保守
  • マルチベンダー対応

社内に専任のシステム管理者がいない、システム管理者が忙しくて手が回らないといった法人様におすすめです。

iSTAFF業務風景

サービス紹介の関連記事