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SSDの寿命を確認する方法!寿命が近いSSD対策もご紹介

サービス紹介

2023.11.30

こんにちは。iSTAFF第一Gr.所属の大塚です。

皆さんはHDDSSDどちらをお使いでしょうか。
最近のPCでは標準搭載しているSSDを使っている人が多くなってきていますが、SSDにデータ書き込み上限があることをご存知でしょうか?
SSDのメーカーサイトのスペック表などに記載されている「TBW(最大書き込みバイト数)」のことです。
この書き込み上限を迎えてしまうと動かなくなってしまいます。

物理的な故障を考慮しなければ、SSDの寿命は平均5年と言われています。
本記事では、SSDの突然の寿命を迎える前に今自分のSSDがどのくらい使われているのか確認する方法をご紹介いたします。

SSDの健康状態を確認する

実際に私が使用しているSSDの総書き込み容量を CrystalDiskInfo を使用して確認してみました。
CrystalDiskInfo とは、HDDやSSDの健康状態を診断するフリーソフトです。
メーカーが提供している診断ツールもありますが、手軽に使用できるという点で人気があります。

SSD寿命の診断結果

総書込容量は10816GB(約10TB)という診断結果になりました。
このSSDのTBWは280TBなのであと約270TB書き込みが可能です。
まだまだ使用できることが分かりますね。

 

寿命が近づいてきたSSDへの対策

長く愛用しているSSDの寿命が近いことが分かった場合の対策方法をいくつが紹介します。

  • 新しいPCに買い換える
    PCを丸ごと一新するため、複雑な作業もありませんので簡単です。
    しかし、昨今の物価高の影響でPC自体の金額も上がってきています。買い替えるにはある程度費用が掛かるので注意が必要です。
  • SSDの換装
    最近のデスクトップPCやノートPCのSSDは交換できるように設計されています。
    メーカーによっては交換できないようになっている場合もあるので各メーカー公式サイトをご確認ください。
    前のSSDデータをクローンすることで中のデータをそのままに新しいSSDを利用することができます。
    気を付けなければいけない点として、PCを1度開ける必要があるので、知識がないと壊してしまうリスクがあります。
  •  

    SSDの換装方法について詳しく知りたい方は、以下記事も併せてご覧ください

    【iSTAFF事例】動作が重いノートPC(パソコン)のHDDをSSDに換装して作業スピードUP!

    ブログアイキャッチ

     

  • 外付けハードディスクを購入してデータを分散する
    一時的な対策として、外付けHDDを使用し、今使用しているSSDのデータを移すことで負荷を減らし、一時的な延命をすることもできます。
    SSD内のデータを外部に逃がすことになるため、PCのSSDが突然動かなくなってしまった場合でも、データを失わずに済むメリットもあります。

 

さいごに

SSDには寿命の確認方法・その対策をご紹介しました。
今使用しているPCのSSDが急に使えなくなってしまう前に、一度残り寿命を確認してみてはいかがでしょうか。

また、オフィスなどで寿命のPCが多く、一気に買い換えてPCのデータ移行を行うのは自分達だけでは難しい…というお客様はお気軽にアイクラフトにご相談ください。

 

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