ノートPCの背面を外してみた ! 隠れたネジや構造に迫る
サービス紹介
2024.06.28
こんにちは。iSTAFFです。
突然ですが、PCの背面を外したことはありますか?
普段のiSTAFFは、不具合の確認や内部の掃除、ストレージのアップグレードなど、さまざまな場面でPCの背面を開ける必要があります。
今回はPCの処分に伴いデータを削除する依頼を受け、3種類のノートPCの背面を外しSSDやHDDを取り出しました。
これが意外と手間がかかる作業で、PCの種類によって構造が異なるため、いくつかのコツが必要となります。
今から私が経験した3種類のPCの背面を外した方法をご紹介しますので、是非、最後までご覧ください。
目次
1台目:iiyama SOLUTION∞
モデル名:N850HZ
こちらのPCは、比較的シンプルな構造でした。
- 電源を切り、すべてのケーブルを外します。
- 背面にある13個のネジを取り外します。
- 背面が結合されている部分を探し、隙間にドライバーを入れ、少しずつ浮かせていきます。
- 背面を開けることが出来ました!
2台目:TOSHIBA dynabook
モデル名:A6B5DSF8LA71
背面を見てみると、窓のような部分があります。
- 電源を切り、すべてのケーブルを外します。
- 背面にある23個のネジを取り外します。先程よりネジの数が多いです。
- 窓のような部分を開けてみるとメモリが入っていました。
背面を全て外さずとも、メモリは簡単に取れる仕様になっています。
- 背面が結合されている部分を探し、隙間にドライバーを入れ、少しずつ浮かせていきます。
- 背面を開けることが出来ました!
3台目:HP
モデル名:HP 250 G7
こちらのPCはいくつかのネジが隠されていました。
- 電源を切り、すべてのケーブルを外します。
- 背面にある4個のネジを取り外します。今までより随分とネジの数が少なくなりました。
- しかし実は4個だけではなかったのです!
なんと、滑り止めのゴムの下に7個もネジが隠れていました!
- これまでと同様に、背面が結合されている部分を探し、隙間にドライバーを入れ、少しずつ浮かせていきます。
- 背面を開けることが出来ました!
注意点
- ネジの管理
今回は廃棄のためにPCを開けましたが、データの移行やストレージのアップグレードなどのためにPCを開ける場合は、ネジをしっかりと管理してください。
再度PCの背面を固定するために必要となります。
場所によってネジの長さや太さが違う場合があるので注意してください。 - 静電気対策
PC内部の部品は静電気に弱いため、作業前に静電気防止用のリストバンドを着用するか、金属製の物に触れて静電気を放電してから作業を開始してください。 - 力の加減
パネルや部品を取り外す際に無理な力を加えると、部品を破損させるだけでなく、怪我をする恐れもあります。
慎重に作業を進め、固くて動かない場合は、無理に引っ張らずに、まだネジが外されていない部分がないかを再度確認してください。
それでも難しい場合は、ITの専門家、アイクラフトにお任せください!
最後に
PCの背面を開ける方法は基本は同じですがモデルに若干異なることがわかりました。
それぞれのモデルに特有の隠れたネジや結合部分等の構造を把握し、無理な力を加えずに作業を進めることが成功の鍵です。
皆さんも是非挑戦してみてください!
私たちiSTAFFは、お客様のIT関連の問題に対して迅速かつ丁寧に対応いたします。
PCの不具合も含め、幅広いトラブルに対応可能ですので、お気軽にご相談ください。