ブログ

【Windows11】SYSPREPでマスターイメージを作成する方法

サービス紹介

2023.12.13

こんにちは。顧客サービス部所属の藤本です。
今回は以前ご紹介いたしました、【Windows】PC設定の効率化!SYSPREPについて | iCRAFT アイクラフト株式会社 について、Windows11でも引き続き使用が可能ですので、あらためて作成までの概要についてご紹介いたします。

Windows10からWindows11への移行を検討中の方や、これからWindows11のPC設定を効率良く行いたい方はぜひご覧の上、お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

Windows10 でsysprepを使用する方法はこちらから!

【Windows】PC設定の効率化!SYSPREPについて

ブログアイキャッチ

 

準備物

  • 作業用PC(Windows10または11)
  • USBメモリ(32GB以上)
  • Windows11 ボリュームライセンス
  • Windows11 インストールメディア(isoファイル)
  • マスターイメージ作成用PC
  • マスターイメージ展開用PC

 

sysprepを使用したマスターイメージの作成・展開方法

①作業用PCの準備

まず作業用のPCに、「Windowsシステムイメージマネージャー」「展開およびイメージングツール環境」のインストールを行います。

作業用PCの準備イメージ

「Windowsシステムイメージマネージャー」は、sysprep実行後の応答ファイルの作成に使用し、「展開およびイメージングツール環境」は、PCのマスターイメージ取得・展開時のWindows PEのメディア作成に使用します。

応答ファイルとは、Windows起動時のOOBE(初回起動時に表示される初期設定画面)を、ファイルに設定内容を入れることで省略することが可能になります。

Windows PEとは、機能が縮小されたWindows OSで、主にコマンドラインでの操作を行い、Windows OSのインストール・修復・展開に使用されます。

②イメージ取得・展開用メディア・応答ファイル作成

作業用PCで「Windowsシステムイメージマネージャー」を使用し、USBメモリにマスターイメージ作成・展開に使用するWindows PEのメディア作成を行います。

Windows PEはカスタマイズが可能で、PCの機種によっては、Windows PE起動時にディスクが認識しないことがありますので、必要に応じてドライバーのインストールを行ってからメディア作成を行います。またデフォルトでは英語表示ですが、日本語の表示設定なども行えます。
応答ファイルは「Windowsシステムイメージマネージャー」を使用し、言語設定やローカルユーザー設定などを行います。

③イメージ作成PCの設定

マスターイメージ作成用PCで、イメージ設定するバージョンのOS(Windows11 22H2など)のインストールメディアを使用し、クリーンインストールを行い、ネットワークには接続せず、監査モードで起動します。
監査モードで起動後、ネットワークに接続しボリュームライセンスキーを使用しWindowsのライセンス認証、PCの各種ドライバー、必要アプリケーションのインストールを行います。

※ストアアプリ・セキュリティソフトなどライセンスや端末管理者側でPCを識別して動作しているアプリケーションの場合は、インストールせず、インストーラーをPC内に保存しておき、イメージ展開後の設定時に個別でインストールを行います。

インストールの完了後、監査モードを終了し、再起動後PCの初期設定を行っていきます。
初期設定の際、Administratorユーザー以外のユーザーは全て削除し、Administratorユーザーで設定を行います。

④sysprepの実行

アプリケーションのインストール、初期設定が完了後、sysprep実行を行います。
応答ファイルは無い場合でも実行は可能ですが、設定しておくとイメージ展開後の端末毎の個別設定の効率化が行えますので、設定することをお勧めします。
sysprepの実行が完了するとPCはシャットダウンされますが、もしエラーが発生した場合は、エラーの原因を探ります。
よく発生するエラーの原因としましては、追加でストアアプリがインストールを行った場合や、BitLockerが有効になっている場合などがありますので、sysprepの実行ログを確認し適宜対処を行います。

⑤マスターイメージ作成・展開

マスターイメージ作成用PCWindows PEを起動し、イメージ取得を行います。
イメージ取得が完了後、マスターイメージ展開用PCでWindows PEを起動し、イメージ展開を行います。

マスターイメージ作成、展開イメージ

イメージ展開後にPCを起動して、展開後の設定後、動作確認・検証を行い、不具合修正なども適宜行います。
不具合が見つかり修正を行った場合は、PCの設定を見直してマスターイメージを再度作成して完了となります。

まとめ

このようにアイクラフトではお客様先での大量のPCの一括での設定時に、マスターイメージ作成と展開を行っています。

ご利用のパソコンの環境によっては、設定内容が多岐にわたるため、1台ずつ作業で行う場合、1台あたり4~5時間程必要になる場合があります。
そういった場合に、マスターイメージを使用することで、1台当たりの作業時間は1時間程に抑えられることが可能です。

さらにイメージ展開後にバッチファイルなどを併用することで、ほとんど手を掛けずに設定を完了させることも可能です。

しかし、マスターイメージを初めて作成する方やITに明るくない方は難しい手順も多いかと思います。
大量のパソコンの導入・入れ替えを検討されている方は、ぜひアイクラフトにお気軽にお問い合わせください!

 

ITのお悩みはiSTAFFにお任せください
iSTAFF業務風景

弊社が誇るITサポートのスペシャリストが、お客様のシステム担当者としてパソコンやサーバなどのIT機器を保守するサービス。

  • お電話1本でお客様先にすぐに駆けつけるオンサイト保守
  • マルチベンダー対応

社内に専任のシステム管理者がいない、システム管理者が忙しくて手が回らないといった法人様におすすめです。

iSTAFF業務風景

サービス紹介の関連記事