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Windows Server 2025が公開!実際に起動してみた!

サービス紹介

2024.02.05

こんにちは、顧客サービス部iSTAFF24グループの宮田です。
本日は、最近公開された Windows Server 2025 についてご紹介いたします。

 

Windows Server 2025 が登場!

Windows Server 2025 が Microsoftから発表されました。

Microsoftの正式発表では、「Windows Server 2025」という名前と、簡単な紹介がされました。
紹介には、Windows Server 2025 がどのように強化されているのか、そして開発中のOSのスクリーンショットが紹介されています。

早期リリース版も公開されているので、今回は実際にインストールして起動してみます。

 

まずはイメージのダウンロード

Windows Server 2025 を利用するにあたって、まずはOSイメージを取得しなければなりません。
公式がイメージを公開しているので、まずは取得しましょう。

イメージはいくつかのエディションが用意されています。

  • Windows Server VNext Preview ISO (Canary) – Build 26040
  • Windows Server VNext Preview VHDX (Canary) – Build 26040
  • Windows Server VNext Azure Edition Preview ISO (Canary) – Build 26040
  • Windows Server VNext Azure Edition Preview VHDX (Canary) – Build 26040
  • Windows Server VNext Annual Channel for Containers (Canary) – Build 26040
  • Microsoft Server Language and Oputional Features Preview (Canary) – Build 26040
  • Windows Admin Center “Modernized Gateway”

エディションの選択"

今回は、ちょうど空いていたProxmox上で起動してみようと思うので、「Windows Server VNext Preview ISO (Canary) – Build 26040」をインストールします。

「日本語」を選択

言語も選択できるのはありがたいですね。
日本語を選択してISOをダウンロードします。

 

いよいよインストール

それではいよいよ、Windows Server 2025をインストールしていきます。
まずはよく見るWindowsマークからのスタートです。

Windowsマーク画面

少しするとセットアップウィンドウが起動します。

セットアップウィンドウが起動

気を付けることは「デスクトップ エクスペリエンス」を選択することですね。
これがついていないものをインストールしてしまうと、多くのユーザインタフェースが使用できなくなってしまいます。。。

イメージを選択

さて、最後まで設定を終えるとインストールの開始です。

インストール開始

何度か再起動を経てインストールが終わると、アカウント作成画面が表示されます。

アカウント作成画面

アカウントの作成が完了すると、ようやく利用可能な状態となります。

インストール完了後のロック画面

 

操作してみる

インストールが完了したので、実際に操作していきたいと思います。
見た目は完全にWindows11ベースですね。

Windows Server 2025のデスクトップ

念のため、バージョン確認です。
しっかりWindows Server 2025 と表示されています。

バージョン確認

設定画面やエクスプローラもしっかりWindows11仕様となっています。
個人的にエクスプローラがタブ表示されるのはかなり好きなポイントです。

設定画面

エクスプローラー画面

新しい機能で、Azure Arc Setup というものがデフォルトで追加されていました。
Azure arcの設定がお手軽に行えるようになったようです。

Azure Arc Setup 画面

また、Hyper-VもゲストOS上でGPUを共有できる等、いろいろ進化しているみたいです。
特にクラスタ時はGPUの割り当てが最適になるみたいです。
AI等でGPUの需要が高まっているので、是非とも利用してみたい機能と感じました。
さらっと見た感じ設定画面に違いは感じなかったので、使い心地は変わらなさそうです。

Hyper-V マネージャー画面

その他にも、再起動無しでのパッチ適用やActive Drectory、SMB関連も進化しているようです。
2週間ごとに新しいビルドがリリースされているようなのでこれからの進化も楽しみです。

最後に

今回はWindows Server 2025 についてご紹介しました!

アイクラフトでは、クラウドサーバ・ネットワークの新規構築・移行・監視・運用保守まで幅広く行っております。
サーバに関する調査や構築など、是非お気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
宮田
アイクラフト株式会社
顧客サービス部 iSTAFF24Gr.

入社3年目の宮田です。
アイクラフトで駆け出しインフラ屋さんをやっています。
おおよそ月一のペースで、気になったインフラ系のあれこれをゆるーく紹介しています。


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