法人用パソコンの買い替え時にやることは?回収方法やタイミングを紹介
お役立ち情報
2022.12.01
「法人用パソコンを買い替える際にやるべきことが知りたい」
「パソコンの処分方法やタイミングが知りたい」
このようなことで悩んでいる方が多いようです。
企業でパソコンを買い換える際にやっておくべきことや処分の方法、タイミングを知っておくことで、安心して会社内のパソコンを入れ替えられます。
この記事では、法人でパソコンを買い替える際にやっておくべきことやパソコンを処分する方法、買い替えのタイミング、よくある質問について解説します。
法人利用のパソコンの買い替えを検討しているものの、処分のやり方や準備、タイミングについてわからずに悩んでいる企業の担当者の方は、本記事を参考にしてみてください。
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目次
法人のパソコンを買い替える際にやるべきこと3選
法人でのパソコン買い替えの際にやるべきことは、以下の3つにまとめられます。
- 移行するべきデータと移行手順をおさえる
- ベストな方法でデータを移行する
- データを完全に消去する
移行するべきデータと移行手順をおさえる
法人でのパソコンを買い替える際には、パソコン内にあるデータを整理し、いらないデータは削除した上で、必要なデータはしかるべき手段で移行することが必要です。
パソコン内のデータには、以下のようなものがあります。
- デスクトップ上にあるデータフォルダ
- ダウンロードした写真や動画などのデータ
- 社員が自分のパソコンに保存したデータフォルダ
- 固有メールアドレス内の受信・送信フォルダ
古いパソコンから新しいパソコンに移行するにあたっては、パソコン内に残したデータフォルダを整理して、以下のような移行の手順をふまなくてはなりません。
- データ移行するデータを洗い出す
- 古いパソコン内のデータをバックアップする
- 新しいパソコンにデータをインストールする
最適な方法でデータを移行する
法人でのパソコン内のデータファイルを整理して、データを移行するフォルダに目星をつけたら、以下のような方法でデータを移行する必要があります。
- USBメモリ:記憶容量が128GB前後が一般的。大規模なデータ移行には不向き
- 外付けHDDやSSD:1TB以上の大容量が使えるので、大企業での活用事例も多数
- クラウドストレージ:家庭用パソコンで使われる。情報漏えいのリスクが懸念
データ移行の方法によって、メリット・デメリットが異なります。
比較的大きな企業では外付けHDDを活用してデータ移行をするのが、記憶容量の大きさと情報漏えいリスクの少なさという観点から見れば、最も信頼性の高いデータの移行方法だといえるでしょう。
データ容量の少ない場合だと、取扱いが簡単なUSBメモリを使用したバックアップとデータ移行がおすすめです。
クラウドストレージでは多少セキュリティの問題はあるものの、自動バックアップや専門家のメンテナンスが常に入るので、状況を確認しつつ選択していきましょう。
データを完全に消去する
古いパソコンから新しいパソコンへのデータ移行が完了したら、古いパソコンに保存されている情報は完全に消去しましょう。
パソコン内部のHDD・SSDに企業の情報が残っていると、廃棄したパソコンから情報が漏れてしまうリスクもゼロではありません。
パソコン操作でデータを完全削除するのがベストですが、本当にデータが削除されているのか不安な方は、HDDを専用のシュレッダー等で物理的に破壊するなどの方法もあります。
以下の参考記事では、データ移行を依頼した際の費用感について触れています。
ぜひご確認ください。
【関連記事】法人用のパソコン買い替え時のデータ移行の費用は?タイミングや準備も解説
古くなった法人のパソコンを処分する3つの方法
古い法人用パソコンを買い替える際には、以下のような方法で処分します。
- パソコンメーカーに回収してもらう
- 不用品回収業者に買い取ってもらう
- IT総合サポートサービスiSTAFFを利用する
方法1.パソコンメーカーに回収してもらう
法人用パソコンを購入したメーカーに回収してもらう方法が最も一般的です。
メーカーに確認して、パソコンの回収・処分サービスを取り扱っているかを確認してみましょう。
まずはメーカー、もしくは指定されている回収業者の担当窓口に問い合わせて、回収費用の見積もりをしてもらい、処理委託契約を結ぶかどうか判断する必要があります。
契約を結ぶ判断をしたら、指示にしたがって業者宛てにパソコンを送りましょう。
方法2.不用品回収業者に買い取ってもらう
メーカーが自社の法人用パソコンを引き取ってくれない場合は、不用品回収業者に買い取ってもらうのも一般的な処分方法です。
古いパソコンをできるだけ早く処分したい場合は、この方法を使うのがいいでしょう。
ただし、産業廃棄物収集運搬許可を受けている業者でないとパソコンを処分できません。
トラブルを避けるためにも、許可を受けている業者かどうかを事前に確認しましょう。
方法3.IT総合サポートサービスiSTAFFを利用する
アイクラフト株式会社のIT総合サポートiSTAFFは、ITの運用・保守に関わるサポートを受けられるサービスです。
ITに関する悩みやトラブルがあれば、電話一本で駆けつけて、何度担当者を呼んでも月額制の定額料金で利用できるのが魅力だと評判です。
パソコンの入替えについても、ご提案を差し上げたり、別途にはなりますが、実作業にも対応しております。
法人利用のパソコンの買い替え相談だけでなく、IT関連全般の悩みを相談したい場合にも便利です。
法人用パソコンを買い替えるべき3つのタイミング
法人用パソコンを買い替えるなら、以下の3つのタイミングを覚えておきましょう。
- 購入してから3〜4年経過し処理速度が落ちてきた
- メーカーの保証期間内
- 買い替えをすべきサインが見られた
購入してから3〜4年経過し処理速度が落ちてきた
法人でのパソコンの耐用年数は一般的に5年前後だと言われています。
2人世帯以上の家庭用パソコンの平均使用年数は7. 4年というデータがある一方で、使用時間が長くなりがちな法人利用のパソコンは、耐用年数が短いという状況がわかるでしょう。
なお、耐用年数は壊れるまでの年数をあらわしています。
また、耐用年数に近づけば近づくほど、パソコンの処理速度も低下していき、業務の生産性に直結してしまいます。
壊れやすくなる理由だけでなく、作業効率も考えると買い替えの検討をするに値するタイミングですね。
出典:内閣府『消費動向調査』|主要耐久消費財の買い替え状況 第5表
メーカーの保証期間内
法人利用のパソコンがメーカー保証期間内であれば、部品交換や新しいパソコンへの買い替えもしやすくなります。
パソコンを買い替えるなら、絶好のタイミングでしょう。
保証期間外になってしまうと、パソコンを買い替えようと思っても気軽に買い替えられなくなってしまう可能性もあります。
買い替えをすべきサインが見られた
法人のパソコンを買い替えるべきタイミングは、パソコンが劣化しているサインが見られた瞬間です。
パソコンの動作が遅くなったり、フリーズすることが多くなったら、パソコン内部のHDDやSSDが劣化しているサインだといえます。
また、バッテリーの持ちがあきらかに悪くなったり、パソコンのファンの音が大きくなったりした場合も、パソコンが劣化しているサインです。
【Q&A】法人のパソコンを買い替える際によくある質問
法人のパソコンを買い替える際によくある質問は以下の通りです。
- 法人のパソコンを処分する際の費用感は?
- 無料の回収業者を利用するのはどうですか?
- 自社でデータ移行できるのか不安なのですが?
法人のパソコンを処分する際の費用感は?
法人のパソコンを処分する際には、パソコン一台あたり3,000円前後の費用がかかります。
処分方法やデータ容量の大きさによっても料金は変わるので、自社で採用するパソコンの処分方法を慎重に選択して、移行するデータ容量についても把握しましょう。
以下、あくまで目安ですが各追加費用の参考にしてください。
- HDDなどのデータ消去費用:1,000円~/台
- データ消去証明書、粉砕証明書の発行費用:別途有料
- モニター、プリンターなどの廃棄費用:2,000円~/台
※サイズ、種類によって金額は変動
無料の回収業者を利用するのはどうですか?
無料の不用品回収業者なども見受けられますが、利用規約を確認しないと後でトラブルに巻き込まれてしまう場合もあります。
無料回収をしている正当な理由がわかる回収業者であれば、処分方法として検討してみてもいいかもしれません。
自社でデータ移行できるのか不安なのですが?
確かに重要なデータが多いと思いますので不安ですよね。
自社で法人のパソコンのデータ移行ができるか不安な場合は、ITサポートサービスを利用するのも選択肢の一つです。
アイクラフト株式会社のiSTAFFなら、企業のパソコン買い替えサポートの実績も豊富。
データ移行や買い替え後の社内のシステム移行・アカウント管理も担当します。
ぜひご検討ください。
法人でのパソコンの買い替えならiSTAFFにおまかせ!
この記事では、法人のパソコンを買い替える際にすべきことや処分方法、法人でのパソコンを買い替えるタイミングについて解説しました。
法人用パソコンを買い替える際には、必要なデータと不要なデータを選別し、買い替えに備えてデータをバックアップしておく必要があります。
バックアップの方法は、記憶容量が大きい外付けHDDやSSDがおすすめ。
クラウドストレージを活用する方法は便利ですが、情報漏えいのリスクがあることを踏まえて検討しましょう。
信頼できる業者にデータ移行やパソコンの買い替えについて相談するのがおすすめです。
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